FigmaとWix Studioの組み合わせは、Webデザイン初心者にとって非常に強力なツールです。
この記事では、Figmaの基本操作と便利なプラグインを使って、Wix Studio向けにカスタムSVGアイコンを作成する方法を専門用語を少なめにわかりやすく解説します。
SVGアイコンとは?
SVGは"Scalable Vector Graphics"の略で、拡大縮小しても画質が落ちないアイコンやイラストを作るためのファイル形式です。例えば、Webサイトのボタンやロゴに使われるアイコンがこれに当たります。FigmaとWix Studioでは、このSVGを活用して美しいデザインを簡単に実現できます。
ステップ1: Figmaでアイコンをデザイン
まずはFigmaで基本となるアイコンをデザインします。
新しいファイルを作成 Figmaを開き、新しいデザインファイルを作成します。
ペンツールや図形ツールでデザイン
ペンツール: 自由な線を描けるツール。オリジナル感のあるアイコンを作るのに最適です。
図形ツール: 四角形や円を組み合わせて、シンプルなアイコンを作成できます。
レイヤーの整理
レイヤー名を整理しておくと、後で編集しやすくなります。
例: “アイコン本体”、“背景” など。
ステップ2: 必須プラグインを活用する
Figmaには、SVGアイコン作成をさらに簡単にするプラグインがいくつもあります。以下は初心者にもおすすめのプラグインです:
1. SVG Export
機能: FigmaのデザインをSVG形式で簡単にエクスポート。
使い方: デザインを選択してプラグインを実行するだけで、クリーンなSVGファイルを生成できます。
2. Iconify
機能: 世界中の数千種類のアイコンライブラリを利用可能。
使い方: プラグインを開き、欲しいアイコンを検索し、Figma内でカスタマイズ。
3. Convertify
機能: デザインをSVGに変換しつつ、不要なコードを自動で削除。
使い方: デザインを選択してプラグインを起動すると、軽量なSVGが得られます。
機能: エクスポートされたSVGをさらに圧縮し、ファイルサイズを削減。
使い方: エクスポートしたSVGをこのプラグインにドラッグ&ドロップするだけ。
ステップ3: SVGをエクスポート
アイコンデザインが完成したら、SVG形式でエクスポートします。
エクスポート設定
デザインを選択し、右側の「エクスポート」パネルでフォーマットをSVGに設定。
アウトライン化: フォント依存を防ぐため、文字をアウトライン化しておきます。
最適化
SVGO Compressorなどを使用して、SVGコードを圧縮。
圧縮することで、Webサイトの読み込み速度が向上します。
ステップ4: Wix StudioにSVGをアップロード
作成したSVGファイルをWix Studioに追加して、デザインに活用します。
メディアマネージャーでアップロード Wix Studioの「メディアマネージャー」を開き、SVGファイルをアップロードします。
カスタムSVGとして活用
アニメーションやホバーエフェクトを追加することで、よりインタラクティブなアイコンを作成できます。
テストと調整
実際のWebページでアイコンを配置し、サイズやカラーを調整します。
レスポンシブデザインにも対応しているか確認しましょう。
初心者に優しいポイント
再利用可能なテンプレートを作る: 一度作ったデザインをFigma内でテンプレート化しておけば、次回以降のプロジェクトで使い回せます。
カラーパレットの一貫性: SVG内で使用する色を統一しておくと、デザインのまとまりが良くなります。
直感的な操作: FigmaもWix Studioも、ドラッグ&ドロップで簡単に操作できるため、初心者でもすぐに使いこなせます。
まとめ
FigmaとWix Studioを使えば、初心者でもプロ級のSVGアイコンを作成して、Webデザインに活用できます。プラグインの力を借りて効率を上げつつ、自分だけのオリジナルアイコンを作り出しましょう! お問い合わせ:cnocs CREATIVE STUDIO
cnocs CREATIVE STUDIO は、「Wix Studio」のサイト制作、サイト改修に対応しています。Wix Studioへの移行、Wixのサイトリニューアルについてご不明点ございましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。